製作:2013年 ロシア 上映時間:100分 監督:ユーリー・モロズ
タイムトラベルものには、不出来な作品が多いのだが、タイムトラベルマニアとしては作品の良し悪しよりも、とにかく観ることが優先してしまう。という訳で今回も衝動買い、いや衝動レンタルしてしまった。
ケータイ電話と謎のアプリの組み合わせで、たちまちインスタントタイムマシンが完成。これを使ったロシアのジャーナリストが200年前にタイムスリップし、ロシア軍と海賊たちとの戦いに巻き込まれてゆく。
SFアドベンチャーコメディーと言えば良いのだろうか。珍妙なロシア映画である。ただなぜタイムスリップする必要があったのかが、未だに良く判らない。またロシアの歴史に疎いため、かつて米国に実在したロシア領「ロス砦」についても初めて知ることになった。この映画を観る前に、その辺の事情を知っていれば、もう少し楽しく鑑賞することが出来たかもしれない。
評:蔵研人